2013

劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を見てきた。

映画本編の内容に触れています。ネタバレを含みますので

観賞予定の方は映画鑑賞後にお読みください。

 

 

ファン待望の劇場版がついに公開。

劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を見てきました。

公開2日目の午前中から出掛けたのですが、着いたときにはすでに

お昼の回まで満席で、15時からの回のラスト2席に何とか滑り込めました。

いやぁ久しぶりでしたね、一番前の席に座るのはw

来場者特典の「泣いてもいいんだよティッシュボックス」は

すでに配布終了してました。悔しい・・・!

 

 

劇場版の時間軸は、TVアニメ最終回から一年後の世界。

内容としては「TV版総集+追加新規パート+一年後の世界」という作り。

元々は追加カットを加えた総集編としての公開予定だったそうですが、

脚本家の方の強い熱意によって大幅に再構成されたものになっています。

超平和バスターズの面々がそれぞれの過去を振り返りつつ、

めんまへの思いを込めた手紙を綴るという展開。

その中に新規パートも自然な形で挿入されていて、アニメを見たファンも

彼らと同じ目線でめんまとの夏を振り返ることができるようになっています。

総集編ではあるのですが、あくまでTV版視聴前提の作りですね。

より深く感情移入されたい方はぜひ本編をご覧になってから。

 

アニメの劇場版って色んな形がありますけど、この「あの花」劇場版は

作中の人物たちと同じ立ち位置で映画の世界に入り込むという、

ある意味最高のファンサービスではないかと感じました。

例えば、もう一度めんまと話せる、姿が見える、生まれ変わりらしき

キャラが出てくるとか、見たかったのはそういったお祭り的な奇跡ではなくて。

じんたん、あなる、ゆきあつ、つるこ、ぽっぽが、あの夏を経験して

ほんの少し前進している。そんなファンが見たかったものを

しっかりと描いてくれていました。

 

あの花は、キャラの人間味を深めるエピソードがとても上手いんですよね。

この劇場版で言うなら、バイト先でじんたんが子どものために

ゲームソフトを取り置きしてあげるシーンだったり、

あなるがカラオケで西野カナを歌ってたり。

ゆきあつの下級生に対する態度も彼らしいよなーって思ったりね。

そういう積み重ねがあるから、人物の心情にスっと入り込んでいける。

TV版に内容に加えて、新エピソードの中でもそういった描写があるので

没入感が違います。劇的ではないけど、彼らのほんの少しの成長が

伝わる素晴らしい演出だと思いました。

じんたんの登校頻度もちょっとだけ上がってるってとこがイイ。

あなるがゆきあつの暴走エピソードをポロっと言ってしまったとき

後ろでつるこが爆笑してて笑ったw

 

アニメの総集編映画という手法は今やポピュラーなものとなりましたが、

「あの花」はその構成と追加エピソードの匙加減が絶妙で、

原作ファンをとても大切にした映画になっています。

もう一度見たいという気持ちはあるけど、見る度に泣きそうになるので

悩ましい作品だw 本編をもっかい見たくなったなー。

 

 

映画公式パンフ。あの花は販促物デザインに気合いの入ったものが

多かったので期待してました。もちろん大満足な仕上がり。

 

表紙は観音開きの型抜き。中面は子ども時代の超平和バスターズと

今作のキービジュアルが。表4も同じ作りになっています。

紙もマットな上質紙で手触りもいい。あの花のモチーフによく使用される

かわいい花柄があしらわれたページデザインになってます。

監督や声優さんへのインタビューはもちろん、新規エピソードの

絵コンテも載っていて充実した内容。

本としての完成度もすごく高いので、映画見に行った方はゼヒゼヒ。

 

ティッシュはなかったけど、めんまのメッセージカードはもらえました。

とてもかわいい。

 

 

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9月2日(月)最近のお仕事イラスト・カットいろいろ

こちらは1色指定のパンフレットに使われたカット。

ティラノサウルスが気に入っています。

動物のセレクトは出来るだけバリエーションが出るようにバラバラに

選んでいますが、主役をはれる動物って限られていて難しいです。

 

 

こちらはシニア向けのフリーペーパーに使用されたイラスト。

高齢化社会をうけて、こういった発注は最近どんどん増えています。

おじいちゃん、おばあちゃんの髪型はいつも迷いますね。

 

 

新聞向けに描いたカット。左にいる武将は、来年の大河ドラマの

主人公である黒田官兵衛さん。残念ながら未使用。

 

 

左側はショッピングモールの託児所ロゴ案として作成したもの。

同じイラストのくり返しになっているのはそのためです。

中央にロゴタイプを乗せる予定でした。

 

 

花札のイラスト。こちらはチラシの装飾用として描きました。

見本を参考に描きましたが、猪や鹿の顔にアレンジを加えています。

下の3枚は空白部分に写真を入れて使用する予定だったもの。

ちなみに花札は、ゲーム「サクラ大戦」内の「こいこい」しかやったことがなく、

ルールさっぱりわかりません・・・。

 

 

絵だけ見るとシュールですねコレw

スイミングスクール用のイラストで、バイキングのように様々な

コースが選べますよという意図を、ということで描きました。

 

 

こちらもチラシ用に描いたものですが、ビールを飲んでるエジプト女性は

何だったかな・・・w 試飲会イベントの告知用だったと思います。

 

 

それから、諸事情でこちらに掲載することができなかったのですが、

こんなイベントの絵も描いてました

福岡在住の方には、もしかしたら見ていただけたかもしれないですね。

 

 

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最近読んだ本イロイロ

ネタバレを含んでいます。未読の方はご注意ください。

 

■ 「ONE PIECE」71巻

パンクハザードを抜けて、ドフラミンゴが統治するドレスローザ編が開幕。

コロシアムでは新キャラ大放出。印象に残ったのは美形剣士とバリア男、

それとルフィを逆恨みするムキムキじいさんかな。

ワンピではお馴染みの伏線準備巻ですが、毎度ながらキャラ覚えるだけで大変だw

ベラミー再登場は嬉しかったですね。心を入れ替えたというわけではなく、

彼なりの信念が見つかったようで何より。ラストでまた出てくるといいけど。

新しい海軍大将、藤虎が初登場。相当強いのだろうけどルフィたちと対立するのかは

今はまだわからないね。赤犬や黄猿とはどういう関係なんだろうか。

 

■ 「進撃の巨人」11巻

壁の外で巨人となったライナーやベルトルト、ユミルについて語られる11巻。

人類にとって驚異だった「鎧の巨人」と「超大型巨人」ですが、正体である

彼らを見ていると、エレンやミカサたちと変わらない普通の青年。

ライナーの不自然な言動に関しては既刊でも描写があったのかもしれない。

近いうちに読み返してみよう。

遮られてしまいましたがユミルは真の敵の正体に気付いている様子。

ライナーたちはもちろんだけど、彼女はそちら側でもないようで

今度どういった戦局になっていくのか楽しみですね。

 

 

■ 山本弘「MM9」

最近読んだ本の中でイチオシがコレ。MMとは「モンスター・マグニチュード」の意。

この本の世界では、地震や津波、火山噴火や台風などの自然災害と同じ扱いで

モンスターが実在しているという設定になっています。

モンスター災害が起きた際に対応するのはもちろん自衛隊なのですけど、

描かれるのは気象庁内に設置された専門部署「気特隊」の活躍。

彼らはモンスターの種別、大きさ、被害予想を予測して自衛隊に報告をするのが仕事。

モンスターとの戦闘をメインにするわけではなく、あくまで「モンスターが現実に

実在したらどうなるか」のシミュレーションを楽しむSF小説。

SF的考証もそれっぽく説明されていて、特撮ファンはたまらない内容になってます。

「ウルトラマンのいないウルトラマンの世界」という説明がとてもわかりやすいですね。

続巻も読みたいけど、文庫版が発売されるまで待とうかな。

電子版でハードカバー料金はちょっと抵抗があるのだよね・・・。

 

 

■ 入間人間「昨日は彼女も恋してた」「明日も彼女は恋をする」

入間人間さんの作品は初めて読みました。独特な文章でクセが強いと

聞いておりましたが、ボクはかなり楽しめましたね。

昨日は〜が上巻、明日も〜が下巻にあたります。

シュタゲ劇場版小説を読んだ直後でどうしてもタイムリープ物が読みたくて、

検索してて偶然見つけました。作風はまったく違うけど非常に惹き込まれる。

主人公の僕と、車いすの少女マチの一人称が交互に入れ替わる文体。

上巻では2人の「現在」の関係、そしてやり直したい「過去」への干渉が

描かれますが、ラストで過去改変による大きな変化が訪れます。

もうね、こんなもんすぐに下巻買うわw これだからタイムリープ物はたまらない。

興味のある方はぜひ2冊ご一緒に。オススメ。

 

 

■ 河野裕「サクラダリセット」

こちらもタイムトラベルを題材にした小説。どんだけ好きなんだと自分でも思うw

ただ少し毛色が違って、こっちは特殊能力によるタイムリープだ。

能力者のみが住む町「咲良田」で、主人公ケイと美空の一人称が入れ替わりながら進む。

美空は「三日だけ時間を戻す」能力、そしてケイは「すべての記憶を忘れない」能力。

リセットがかかっても彼だけは未来の記憶を保持できるので、2人はコンビを

組んでいるわけです。もちろん能力によるデメリットもそれぞれ持ち合わせています。

能力者というとすぐにバトル展開が浮かびますが、本編ではほとんどそういう描写は

ありません。ミステリー要素も少し含みつつ、この一冊ですべて完結します。

登場キャラの台詞廻しが独特なので好みは別れそうですが、丁寧な言葉の選び方で

読後感も爽やかです。SF要素アリなミステリーが読みたい方はゼヒゼヒ。

 

■ 野村美月「“文学少女”と死にたがり道化(ピエロ)」

表紙絵に惹かれて読み始めました。恥ずかしながら読むまで知らなかったんだけど

アニメになったりフィギュア発売されてたりと超人気タイトルだった・・・

かつて仮面作家としてベストセラーを書いた心葉(♂)くんと、

本を食べてしまう“文学少女”遠子先輩の2人が活躍するお話。

序盤のノリが日常系アニメっぽくて、あーこれは苦手なタイプだったかなぁと

思ったんですが、中盤以降、ギャグかと思ってた部分が伏線だったりして

後半にかけて楽しませてもらいました。なるほどこういう作りなんだ。

ビブリア古書堂のように文学作品が題材になっているので、あのタイプがお好きな方や、

もう少しアニメ寄りな設定が読みやすいという方にはピッタリかと。

なかなか楽しかったのでこちらも時間が出来たときに続巻を読みたいなと思います。

 

 

 

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