

「のんびり、自由きままに村づくりを楽しむ、どうぶつたちとのほのぼの生活」
3DSで発売された、どうぶつの森シリーズ最新作。これだけ有名なシリーズですが
ボクは今回初プレイ。爆発的な人気の理由がわかりました。
アイディアに満ちた良いゲームですね。
■ ゆっくりと広がっていく村
プレイヤーが村長となり、住民のどうぶつたちとコミュニーケションを
とりながら、村を充実させていくのが主な目的となります。
前作未プレイなので比較ができないのですが、序盤はちょっと退屈でしたね。
特産物や虫などをリサイクルショップに売りに行くという日々。
じ、地味だ・・・が最初の感想w
ですが、徐々に町の施設が解放され、できることがどんどん増えていきます。
南の島やゆめみの館、クラブなどなど・・・。
島は特に楽しかったですね。自宅改築の費用が高額すぎて
返済までにどんだけかかるんだコレ・・・と思ってましたけど、
夜に収穫できる昆虫がめちゃくちゃ高く売れる!
そーっと近づいてレアな昆虫が取れたときがすごく嬉しいw
このゲームのおもしろさの一つは「現実と時間の経ち方が同じ」というところ。
レアな昆虫を例に出すと、カブトムシなどは夜中から朝にかけての時間でしか
捕まえることができません。
ゲームなのにめんどくせぇ!と思う人もいるだろうけどw
プレイする時間によって町の雰囲気が変わるってのがおもしろいんです。
プレイヤーは何も強制されることなく、その時間にそのタイミングで
できることをすればいい。不自由そうでよく考えるとある意味自由。
また、今回は村長権限の「条例」によって村が活動をする時間を
ある程度調整することも可能です。自分のプレイスタイルに合わせて、
村を発展させていくことができます。
■ マイデザインで、自分だけの村とファッション
服などを自分でデザインすることができる「マイデザイン」が3DS版で更に
パワーアップ。元となる台紙に対してかなり自由にデザインすることができます。
また今回は、専用のQRコードを読み取ることで他のプレイヤーが作った
マイデザインを取り入れたり、自分の作ったデザインを配信することができます。
ツイッターなどで職人さんたちが様々な衣装や素材を配信してて、
発売日からしばらくは見てるだけでおもしろかったですねーw
ボクは仮面ライダーウィザードやディケイドの服をいただいたりしました!
■ すれちがい通信と、オンライン通信
3DS本体の機能すれちがい通信で、他のプレイヤーのマイハウスが
住宅展示場に登録されていきます。
これまでの3DSタイトルの中でどう森のすれちがい通信が一番おもしろかった。
住宅展示場ではすれ違った村長さんの自宅を見ることができ、
すべてではないですが置いてある家具を注文することができます。
注文した家具は翌日自宅に配送されます。
これのおかげでマイホームゲームセンター化計画が捗ったw
新しいプレイヤーとすれ違うたびにモデルハウスは上書きされていきますが
お気に入りの家はその状態で保存しておくこともできます。
それからオンライン通信。Wi-fi環境のある場所では
駅を解放しているプレイヤーの村に直接遊びに行くことができます。
携帯機でリアルタイムオンラインプレイができるとは、
すごい時代になったもんだ・・・w
アイテムの受け渡しはもちろん、その村のアイテムを一度でも手に取ると
コンビニで注文することができるようになります。
モデルハウスの注文と合わせると家具集めが捗りますよ。
簡単ではありますが、チャットで会話することも可能です。
また、毎週売られるカブですが、カブ価の高い友達の村で
売却することも可能です。ツイッターでカブ価を公開して
お客さんを呼んでいる人もいらっしゃいましたね。おもしろいw
■ ヌルゲーマーが気になった点
どこをとっても非常に丁寧に作られているソフトではありますが、
丁寧すぎるが故に逆に気になってしまう点も。親切すぎるんですよね。
例えばゲーム開始までの手数。プレイを始めるまでに秘書のしずえさんが
声をかけてくれるのですが、ロード開始までにボタンを押す回数が
ちょっと多いなと感じました。操作ミスなどを防ぐ目的だとは思いますが。
しずえさんかわいいから気にならない人も多いんだろうけどさw
こちらは本編をすぐ遊びたいのでまどろっこしく感じることも。
ファミコン世代ならではのわがままかもなぁ。
それと、オンラインプレイ中のチャットのしづらさ。携帯ゲーム機だから
しょうがないって思うかもしれないけど、スマホなんかは3DSより
小さくても文字入力しやすいからね。専用機でないとはいえ、
そういった機能を入れるのであれば最善の仕様にするべきだと
ボクは思います。このへんは次回作に期待かな。