映画「仮面ライダー1号」を見てきた。

直接的なネタバレ表現はないですが、文章のニュアンスから容易に察することのできる

部分もありますので、これから見に行く予定の方は映画鑑賞後にご覧ください。

 

 

 

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映画館は一年ぶり!映画「仮面ライダー1号」見てきましたよー!

賛否がクッキリ分かれてる作品だし、久しぶりの映画でどうするか迷ったけど、

藤岡さん主演のライダーはやっぱり劇場で見たいなぁということで行ってきました。

 

 

見る前から色んな世代の人たちの感想を目にしてましたけど、

みんなが何のことを言っていたのか鑑賞してようやくわかりました。

良いとこも悪いとこも概ね同意するところが多く、みんな正しいというか、

何をもってして仮面ライダー1号という春映画を見に行くかのスタンスで、

受け取り方は大きく変わる映画だと思います。

 

本郷猛の生命に対する思いが、作中のキャラクターたちにも今の仮面ライダーを

見ている観客にも、上手く伝わらないという見せ方が秀逸でした。

教室の黒板に板書するシーンとかね。生徒らのリアクションは

まぁそりゃそうだろうなっていうw

若い方でなくても、現代においてあんな場面もあんな人物描写も

近年ではまずないですから。違和感を覚えるのは当然ですし、それが普通です。

だって時代遅れだから。あのショッカーですら、古いと切り捨てられる時代で、

理解できないのが普通だからです。

 

突然の場面転換等、今の映像作品の当たり前からすると、

これはナシだろうとか、あんまりだという表現がたくさんあります。

テレビと微妙にリンクしないゴーストが登場することで、

旧タイプの表現はどんどん違和感を増し、積み重なり、奇妙な映画だと評される。

作品全体で、現代にマッチしないヒーローを表現していると感じました。

ちょっとポジティブすぎる捉え方かもしれませんが。

 

だから仮面ライダー1号を見て、微妙だな、よくわからないなと思った人は、

それで正解だと思うんです。

その人たちにはしっかりと、仮面ライダーに求める確固たるものがあるから。

藤岡弘、さんが自らの中で育ててきた本郷猛を、極端に放映当時のまま表現をすると

こうなるのかなぁと。だから、仮面ライダーに思い入れが強い人ほど違和感がある。

仮面ライダーの進化とともに自然と置き換わってきた「仮面ライダーの懐の広さ」という

概念が、急激にその表現が立ち戻ったときに「退化」ではなく

「表現として適切ではない」と捉えられてしまう。

 

ボクが小さい頃に見ていた特撮ヒーロー作品では、唐突な場面転換や

都合の良い展開というのはよくあることでした。

わかりやすさを追究するための取捨選択の結果だと思います。

それを現代の映画でやっちゃうというのは確かにどうかと思うんだけどw

英雄 本郷猛の大切な話を若者が聞いてくれなかったり、恐ろしい秘密結社だった

あのショッカーが、新世代のノヴァショッカーに古くさいと罵られ、

悪のカリスマだった地獄大使の権威も地に堕ちた世界観。

脚本から設定まで1号が活躍した時代の空気を匂わすためのものであったと捉えれば、

こういう見せ方も悪くないなぁとボクは思いました。

毎年勃発するライダーバトルに飽き飽きした声も大きくなっていましたし、

ショッカーの内紛というのは新鮮でおもしろかったですね。

 

映画として満点だとは思わないし、子どもたちにとっては退屈なシーンも多いと

思うのだけども、40年以上戦い続けてきたライダーの変身ポーズのカッコ良さが、

少しでも心に残るといいなと思いました。

背筋と腕と指先を、あれだけまっすぐ伸ばせる70のおっさんは、そうそういない。

仮面ライダー1号、映画館で見れて良かったです。

 

 

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もちろん買いましたともパンフレット。それから入場者特典のカード類も。

御成お手製名刺はタケル殿が当たりましたぞぉぉぉぉぉー!アカリ欲しかった。

映画本編に沿うインタビューが掲載されていますので、「仮面ライダー1号ぴあ」以上に

作品内容に深く触れる内容になっていますのでオススメです。

藤岡弘、さんはもちろん、1号に対する思いを綴った

プロデューサー白倉さんのインタビューも印象的でした。

ただ、1号の写真資料としてはちょっと物足りないので、何らかの形で

特写写真集を出してもらえたら嬉しいなぁと思います。カッコいいからね!

 

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